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平屋ってどうなの?メリット・デメリットを解説!

2023.12.14

平屋ってどうなの?メリット・デメリットを解説!

近年人気の平屋。
憧れはあるけど、二階建てと比べてどうなの?住みやすい?デメリットはある?
そんな疑問について簡単に解説していきたいと思います!

目次
1.平屋とは
2.ワンフロアで住みやすい
3.家族間のコミュニケーションが取りやすい
4.耐震性が高い
5.費用や税金は二階建てより安い?高い?
6.最後に

 

1.平屋とは…
平屋とは、1階建ての住宅のことです。
平屋はワンフロアで全て完結するため、生活がしやすいという大きなメリットがあります。
また平屋と言うと昔ながらの日本家屋を思い浮かべがちですが、最近の平屋は見た目もオシャレなことから、若い世代からお年寄り世代まで幅広く人気があります。

 

2.ワンフロアで住みやすい
平屋の住みやすさは、キッチン、浴室、寝室など全ての生活スペースが一つのフロアに揃っていることです。
例えば「1階で洗濯機を回して、2階のバルコニーへ干しに行く」「掃除機を持って、階段を上り下りする」「就寝時には2階の寝室へ移動する」
平屋はこういった手間や負担が少なく、生活動線に優れています。一見とても小さなことに思えますが、365日で考えると大きな違いになります。

また階段の上り下りがないため、年をとったり身体が不自由になっても、安心して暮らせます。さらに床をフラットにすれば、究極のバリアフリーを実現できます!

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3.家族間のコミュニケーションが取りやすい
平屋はすべての家族が同じフロアにいるため、生活動線が重なり、自然とコミュニケーションが生まれます。子供が大きくなったときに「帰宅してすぐに2階の自室に引きこもり、顔を合わすこともない」という心配もありません。また家族間の距離が近く、いつも気配を感じることができるので安心です。

ただコミュニケーションが取りやすい一方で、会話や生活音が他の部屋に伝わりやすく、個人のプライバシーを確保しづらいといったデメリットもあります。
プライバシーを重視する場合は、リビングと寝室を離れた場所にするなど間取りを工夫すると良いでしょう。

4.耐震性が高い
一般的に平屋は、二階建てに比べ耐震性に優れていると言われています。
一つ目の理由に、重心の低さが挙げられます。
建物は高さがあるほど重心が高くなり、揺れが伝わりやすくなります。
例えば高層マンションで地震が起こると、小さな地震でも揺れを感じやすいですよね!
平屋は上の階がないため、建物の重心が低く、揺れにくいのです。

二つ目の理由に、構造の単純さが挙げられます。平屋の多くが、2階建てなどに比べ、正方形や長方形のシンプルな構造です。
垂直方向や水平方向で強い力を受けたとき、四角形に近い形であるほど揺れが分散され倒壊リスクが抑えられると言われています。
ただし、平屋が必ずしも2階建てより耐震性が高いとは限らないので注意が必要です!
構造や地震対策への取り組み、地盤状況によっても変わるので様々なことを加味して判断しましょう。

 

5.費用や税金は二階建てより安い?高い?
平屋か2階建かどちらにするか悩んだとき、費用や税金にどのくらい差があるのか気になりますよね。
ここでは費用と税金についてご紹介します。


5-1建築費用
建築費用は、同じ延床面積だと基礎や屋根、外壁が広くなるため、平屋の方が高くなる傾向にあります。
注文住宅にする場合は、この辺りをしっかりと確認しながら進めると良いでしょう。
一方、近年は建売住宅の平屋も増えています。建売住宅なら始めから価格が分かっており、建築費用についての心配はいりません。

5-2固定資産税
延床面積が同じ場合、平屋の方が固定資産税が高くなります。
というのも単純に比較して、平屋は二階建てより広い敷地を必要とするためです。
また平屋の方が屋根、壁、基礎に多くの資材が使われるため、資産価値が上がり、建物の固定資産税も高くなる傾向にあります。

5-3メンテナンス費用
平屋は階をまたぐ必要がないのでメンテナンスが容易です。
屋根の修理や壁の塗り替えなど必要な作業があっても高い場所にアクセスする必要がなく、足場の高さを低くすることができます。意外と足場工事って費用がかかるんですよね…施工費の半分が足場工事代ということもあるぐらい!
余談ですが、あるハウスメーカーに屋根の上の太陽光パネルに鳩対策のネットをつけたいと相談したら「足場を組むので100万かかります」と言われてびっくりしたことがあります!

また平屋の構造は比較的シンプルなので、点検項目が少なく、ランニングコストに優れています。

 

6.最後に
ここまで平屋のメリットデメリットについてご紹介してきましたが、お分かりいただけたでしょうか?
ただ都会なのか田舎なのか?
シンプルな間取りなのか複雑な間取りなのか?どこのハウスメーカーで建てるのか?など様々な条件によっても変わってきます。
自身のライフスタイルと希望に合うのはどんな家なのかをしっかり念頭に置きながら、検討すると良いでしょう。
皆さんが理想のマイホームを手に入れることを願っています(^^♪

 


 

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